富士山はいつから登れるの?山開きはいつまで?2023年の開山期間をご紹介

スポンサーリンク

2023(令和5)度の富士山の開山期間は

71()710() 910()です。

 

富士山の山開きはいつ?

山梨県吉田ルート : 7月1日(土)

静岡県須走・御殿場・富士宮ルート : 7月10日(月)

 

富士山の山開きはいつまで?

どのルートも9月10日(日)までです。

 

富士山の山開きの期間は

71()710()910()までとなります。

 

例年このような期間で富士山の登山ができるようになります。

 

スポンサーリンク

山梨県側の吉田ルートの開山期間

富士山には4つの登山ルートがあります。

登山ルートによって開山日が違います。

 

山梨県側からの登山は吉田ルートです。

吉田ルートの山開きは毎年7月1日です。

 

富士吉田市ではこの日のお祝いとして前日の6月30日に

【富士山開山前夜祭】(ふじさんかいざんぜんやさい)

が開催されます。

 

そして、

7月1日に日付が変わった瞬間から富士山の山開きとなります。

 

閉山は9月10日です。

9月11日の午前中までに下山するようにしましょう。

 

 

毎年7月1日に開山しますがまだまだ寒さは厳しく残雪もあります。

除雪をして登山道を確保します。

 

天候によっては登れない日も出てきます。

自然相手のことですので心と時間に余裕をもって行動し、

危険な日は無理しないようにしましょう。

静岡県側の須走・御殿場・富士宮ルートの開山期間

富士山には4つの登山ルートがあります。

登山ルートによって開山日が違います。

 

静岡県側からの登山は3ルートです。

・須走ルート

・御殿場ルート

・富士宮口ルート

 

いづれも山開きは毎年7月10日です。

 

静岡県側も山開きに合わせて午前9時に開山祭が開催されます。

富士山山開きの安全祈願をするお祭りとなります。

 

富士山開山日限定の特別後朱印が授与されます。

 

静岡県側の3ルート共に山開きは午前9となります。

山開きと同時にお祭りが始まるのですね!!

 

閉山は9月10日です。

山梨県側とは違って9月10日以内に下山してください。

 

山梨県側より10日遅くの開山とはなりますが

実はまだまだ雪が残っています。

 

梅雨も開けていない場合がほとんどです。

『悪天候時は無理して登らない勇気』をもってくださいね。

 

富士山の登山を山開きの日にするにはどうすればいい?

 

富士山の山開きは7月上旬とまだ梅雨が開けていない場合がほとんどです。

開山したからといっても登山道が十分に整備されていないこともあります。

 

富士山の山開きの日に登山をする場合はしっかりと計画をし対策をとるようにしましょう!!

 

 

富士山の山開き日に登山をするときの注意点

  • 天気

富士山の開山日はまだ梅雨の場合が多いです。

なので残念ながら天候にみまわれない場合がほとんどです。

 

登りはじめはまだ標高も低く暖かくても登るにつれて標高が上がり寒くなってきます。

そんな時に雨で濡れてしまうと体温が急激に低下してしまいます。

 

ですので、寒さ対策・雨対策は万全に行いましょう。

一番外側の衣類は防水機能の高い薄手のジャンバーを着るようにしましょう。

 

  • 登山道の情報を集めておきましょう。

開山したからといって全ての登山道が通行できるとは限りません。

 

天候によって通行できない登山道もあります。

吉田ルートは登りの登山道は開通していますが下りの登山道が開通していません。

 

登りも下りも同じ登山道を通ることとなります。

普段は一方通行ですが山開きの日は登る人と下る人の

どちらもいることになりますので足元に注意してください。

 

  • 7・8合目の避難所も運営されていません。

山開きの日はまだ全ての施設が運営されているわけではありません。

 

7・8合目の避難所は開山日にはまだ運営されていません。

7月17日からの運営となります。

そこが利用できないという情報をしっかりと把握しておきましょう。

 

5合目の避難所は7月1日より運営されています。

必要な際は5合目を利用することとなります。

 

当てにしていた施設がまだ運営されていないと大変なことになってしまいます。

十分に調べて念入りな計画をしましょう。

 

富士登山のベストシーズンは?週末やお盆は混雑します。

 

それでは富士山を登山するのにベストなシーズンはいつなのでしょう?

ベストシーズンは7月下旬~9月上旬となります。

 

梅雨が開けてからが富士登山の本格的なシーズンとなります。

たった2カ月しかないのですが富士山は2013年(平成25年)に世界文化遺産に登録されてからますます人気のスポットとなりました。

 

毎年、20万人以上の登山者が富士登山を楽しみます。

 

富士山の混雑状況

富士登山シーズンは2カ月しかありません。

なので、その2カ月の休日は大混雑となります。

 

・週末

・お盆休み

・夏休み

 

2カ月しかないので週末(土日)は多くて15~16回しかありません。

混雑すること間違いなしですよね。

 

また、その期間の長期休業は地方ですとお盆休み、お盆休みのない関東では7月下旬の夏休みとなります。

 

その期間の登山客は毎年通常の2倍以上です。

登山道はもともと狭いので大変込み合います。

 

また、体調不良により立ち止まってしまう人もいます。

そうすると普段の数倍の登山時間を要してしまいます。

 

時間に余裕をもった計画をおすすめします。

途中で時間が無くなりそうな場合は無理をしないで速やかに下山しましょう。

 

時間がかかって下山途中で夜中になってしまって身動きが取れなくなってしまうと大変です。

 

無理をしないで余裕をもった行動をしましょう!!

 

 

混雑する時間帯

吉田ルートの8合目では1日2回混雑する時間帯があります。

16時~17時と23時~25時です。

 

山小屋に夕方に到着するようにしてそこから仮眠をとります。

その後、 深夜に山頂を目指し御来光を拝む。

 

登山者はこのように行動する人が多いようです。

混雑を避けたい場合はこの時間をさけて行動するとよいですね!!

富士山の山開き中のアクセス方法!!マイカー規制の区間と駐車場

 

富士登山の登山口はそれぞれのルートで5合目付近にあります。

主なアクセス方法はバスとなります。

 

マイカーで行くこともできますが、開山期間中のほとんどが

マイカー規制期間となるため注意が必要です。

 

マイカー規制期間中はマイカーで登山口まで行くことはできません。

 

 

各登山口

吉田ルート  : 富士スバルライン5合目

須走ルート  : 須走口5合目

御殿場ルート : 御殿場口新5合目

富士宮ルート : 富士宮口5合目

 

マイカー規制期間は各登山口によって異なります。

この期間は麓の駐車場に車を駐車しシャトルバスで登山口まで移動することとなります。

 

ルート マイカー規制期間 シャトルバス乗車駐車場
吉田ルート 7月15日(土)18時~8月31日(木)18時 富士山パーキング(富士山麓駐車場)
須走ルート 7月15日(土)正午~8月31日(木)正午 須走多用途広場
御殿場ルート なし
富士宮ルート 7月9日(土)18時~9月10日(日)18時 水ヶ塚駐車場

 

 

バスでのアクセス方法

麓の主要駅から登山バス(路面バス)で行くことが出来ます。

 

吉田ルート

登山バス利用 : 富士急行線河口湖駅・富士山駅・富士山パーキングより

高速バス利用 : バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)・横浜駅・日吉駅・センター北駅・たまプラーザ駅・市が尾駅より

 

須走ルート

登山バス利用 : JR御殿場線御殿場駅。小田急線新松田駅(一部期間のみ)より

 

御殿場ルート

登山バス利用 : JR御殿場線御殿場駅より

 

富士宮ルート

登山バス利用 : JR東海道本線三島駅。JR東海道新幹線新富士駅・東海道線富士駅・見延線富士宮駅より

高速バス利用 : JR静岡駅より

 

富士登山の服装・装備や注意点!!初心者が知るべき5つのポイント

初心者が知るべき5つのポイントをご紹介します。

 

富士登山の基本ルールとマナー

富士山は世界文化遺産・富士箱根伊豆国立公園、特別名および史跡に指定されています。

 

したがって、自然保護の観点よりいろいろな規制があります。

 

指定区域内での禁止行為は法律で定められています注意しましょう。

・溶岩や石の持ち出し

・落書き

・動植物の採取

・テントの設営、たき火

・ペットの放し飼い  etc

 

富士山カントリーコードという10のルールもあります。

富士山の自然環境を保全するために1998年(平成10年)3月に策定されました。

 

  1. 美しい富士山を後世に引き継ぐ
  2. ゴミは絶対捨てずに、すべて持ち帰る
  3. ゴミになるようなものを最初から持っていかない
  4. 登山道をはずれて歩かない
  5. 登頂記念の落書きをしない
  6. 車道外へ車両等を乗り入れない
  7. 溶岩樹型等の特殊地形を壊さない
  8. 駐車場ではアイドリングをしない
  9. 動植物を採らない
  10. トイレなど公共施設をきれいに使う

 

きちんとマナーを知ってから富士登山に臨むようにしましょう。

 

登山ルート・基本情報

富士山には4つの登山ルートがあります。

登山ルートによって特徴はさまざまです。

 

自分が登山を計画している登山道の基本情報をきちんと把握してから登るようにしましょう。

 

登山ルートの標識やデザイン・色などは登山ルートごとに統一されています。

自分の登山ルートはどのような標識デザインで何色なのかの確認をしておきましょう。

 

吉田ルート  : 黄色

須走ルート  : 赤色

御殿場ルート : 緑色

富士宮ルート : 青色

 

最低限、色の把握は忘れないでくださいね!!

 

遭難・事故のリスク

富士山は標高3776mととても高い山です。

5合目からの登山とはいえ1000m以上の標高の差を登ることになります。

時間にして10時間以上はかかります。

 

そんな富士山での登山では高山病に掛かりやすくなってしまいます。

 

休みが取れないからと日帰りでの登山を計画したり、山頂での御来光を拝むために夜通し登山したりなどの無理はやめましょう。

 

夜間は登山道を見失うケースが増えています。

必ずヘッドライトを装着したヘルメットを用意しましょう。

 

登山道を見失うと遭難の恐れが出てしまいます。

無理な計画はせずに余裕を持ったスケジューリングを心がけてください。

 

緊急時の対処法

緊急時にはどこへ連絡すればよいのかも確認しておくことが必要です。

 

事故にあったり、急な体調不良になったりして自力で動くことが困難な場合は

迷わずに110番か119番通報しましょう。

 

富士山では標識で【現在地番号】というものがあります。

標識を確認しながら登山し自分が今どこにいるのか伝えられるようにしておきましょう。

 

緊急時は心細いのか遠くにいる自分の大切な人などに助けを求めるケースがあるようです。

その人が代わりに救急要請しても現在地やけがの具合などの体調はスムーズに伝えることが出来ません。

緊急要請は自分で行うようにしましょう。

 

近くに山小屋があったり助けてくれる人がいる場合はそちらに頼むのも良いでしょう。

しかし、心配な場合は無理をしないで緊急要請をするようにしましょう。

 

防寒対策は万全に

富士山の登山では天候が急変することが多くあります。

 

山頂の気温は麓より20度も低いです。

雨で濡れてしまうと体温は急激に低下します。

 

そんな時に強風に見舞われるとますます体温は低下します。

そのために防寒対策は必需品です。

 

深夜の登山を計画するのであれば夏でも気温がマイナスになることも珍しくありません。

ダウンジャケットなどの真冬の防寒対策が必要となります。

 

天気予報が晴れマークしかなくても油断は禁物です。

雨具は絶対にもっていってくださいね!!

富士山の山開きは例年、富士山・河口湖山開き花火大会が開催されます。

富士山の山開きに富士山・河口湖山開き花火大会が開催されます。

30分間で約2000発の花火が打ちあがります。

 

開催日 : 2023年7月1日(土)

毎年、富士山のお山開き日近くの土曜日が開催日となります。

 

開催時間 : 20時~20時30分

打ち上げ場所 : 河口湖畔津浜沖畳岩、河口湖畔大池公園湖岸

 

交通アクセス

最寄り駅 : 富士急行線河口湖駅(徒歩15分)

最寄りインター : 中央道河口湖IC、東富士五湖道路冨士吉田ICより15分

 

駐車場 : 当日は湖畔周辺に無料駐車場(700台)を用意

館内 : トイレ完備、屋台、

 

富士山の山開きとはなんですか?開山日に安全祈願も

 

富士山の山開きとは

その年の登山や入山が許可される日のことです。

富士山は開山期間を定めて安全に登山が出来るようにしているのです。

一般の登山者は開山期間に登山することがでるようになります。

 

また、山開きの前日や当日に安全祈願をしています。

山梨県、静岡県の両県で安全祈願のお祭りが開催されます。

 

 

開山期間は富士登山をする人をいろいろな面でサポートしてくれているのです。

 

富士山の安全対策

・登山道の確保

・救護所

・事故・天候状況の発信

・山小屋(売店、宿泊)の運営

・トイレの整備

・駐車場、シャトルバス、バスの増便

 

さまざまな安全対策が取られている期間なのですね。

富士登山は開山期間にしましょう!!

 

富士山は山開き前などの期間外に登るのは危険なのでやめましょう!!

 

開山期間外でも登山することは出来ます。

しかし、安全対策は取られていません。

危険ですので登らないようにしましょう。

 

【富士登山における安全確保のためのガイドライン】

というものがあります。

 

こちらには、一般客の登山者が富士山頂まで登れる期間は7月上旬~9月上旬の「夏山期間」とされています。

それ以外の期間は「十分な技術・経験・知識としっかりとした装備・計画を持った者の登山は妨げない。万全な準備をしない登山者の登山(スキー・スノーボード滑走)は禁止とされています。

 

開山期間外は登山道は通行止め、山小屋も営業終了しています。

食料やトイレに困ることも出てくるでしょう。

 

富士山では開山期間外は雪があることがほとんどです。

登山道が整備されていないと雪などがあってとっても危険です。

登山ルートを見失って遭難の危険も出てきてしまいます。

 

標高が上がると思ったよりも寒くなってきます。

また、酸素が薄く高山病になることもしばしば・・・。

そんな時に休憩するところがないと危険です。

 

山の天気は急に変わることが多いです。

登りはじめは晴れていたのに途中で大荒れになってしまうことも珍しくありません。

 

富士山には山開き期間外は登らないようにしましょう。

 

富士山の山開きまとめ

2023(令和5)度の富士山の山開きは

71()710() 910()までです。

 

富士登山ルートは4つあります。

 

山梨県側の吉田ルートが7月1日

静岡県側の須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートは7月10日です。

 

閉山日は9月10日です。

 

登山口までのアクセスはバスが基本です。

開山期間中のほとんどの期間がマイカー規制日です。

富士山の麓の駐車場に駐車しシャトルバスや登山バスで

登山口まで移動します。

 

富士登山は2か月くらいしかすることが出来ません。

開山期間中の休日は大変混雑します。

休日を避けて登山するのがおすすめです。

休日に登山する場合は時間に余裕をもったスケジューリングをするようにしましょう。

 

富士山は安全のために開山期間を設けてあります。

一般の登山者は開山期間に登山するようにしましょう。

 

開山期間外に登山をすることは可能ですが危険ですのでやめましょう。

 

富士山は世界文化遺産にも登録さている山です。

ルールやマナーを守って登山するようにしましょう。

 

正しい知識をもって登山することは自分の身の安全にもつながります。

また、山の天気は変わりやすく突然大荒れになることも珍しくありません。

 

余裕を持ったスケジューリングを行い楽しい登山にしましょう!!

タイトルとURLをコピーしました