CX-70廃止は米国だけ?CX-90の2列化と2027年型全9グレードを整理 | ふつ~の主婦ブログ

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CX-70廃止は米国だけ?CX-90の2列化と2027年型全9グレードを整理

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CX-70は2027年型から米国市場でCX-90の2列仕様へ統合されますが、世界全体で廃止されるわけではありません。

カナダではCX-70が継続し、米国でも大型2列SUVという役割自体はCX-90に残ります。

この記事では、なぜCX-70が統合されるのか、2027年型CX-90の全9グレードと価格、2列仕様の違い、旧CX-70にあった2列PHEVがどうなるのかまで整理します。

「廃止=完全消滅」と誤解せず、公式発表と販売データを分けて理解したい人向けの内容です。

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CX-70廃止は米国のみ|2027年型からCX-90の2列仕様へ統合

CX-70は2027年型から米国市場でCX-90の2列仕様へ統合されますが、世界全体で廃止されるわけではありません。

米国ではCX-70という車名がラインアップから外れる一方、カナダでは2027年型CX-70の販売が続きます。

「CX-70が生産終了するらしい」とニュースを見て検索した人が、まず押さえておきたいのは廃止される市場を分けて考えることです。

米国CX-70は2027年型からCX-90へ一本化される

Mazda USAは2026年10月27日、2027年型CX-90の価格と商品内容を発表し、CX-70の役割をCX-90の2列仕様へ引き継ぐ方針を明らかにしました。

つまり米国では、これまで「2列のCX-70」と「3列のCX-90」に分かれていた大型SUVを、CX-90という一つの車名にまとめる形です。

なくなるのはCX-70という米国でのネームプレートであり、5人乗りの大型2列SUVそのものが消えるわけではありません。

2027年型CX-90では、3.3 Turbo Premium Sportと3.3 Turbo S Premium Sportに2列仕様が用意されます。

たとえば「3列目はいらないけれど、CX-70のような大型2列SUVが欲しい」と考えていた人は、今後はCX-90の2列仕様を見ることになります。

車名だけを追うと「CX-70がなくなった」と映りますが、商品構成を見るとCX-90へ役割を移した統合と理解するほうが実態に近いでしょう。

カナダでは2027年型CX-70を継続して販売

一方、Mazda Canadaは同じ2026年10月27日に2027年型CX-70を継続販売すると発表しています。

カナダではCX-70が独立したモデル名のまま残り、2027年型も8グレードで展開される予定です。

そのため「CX-70が2027年に世界中で廃止される」という理解は正確ではありません。

ニュースの見出しだけを見ると、北米全体でCX-70が終了したように受け取ってしまいますよね。

実際には米国ではCX-90へ統合、カナダではCX-70を継続という市場ごとの違いがあります。

今回のCX-70廃止は、世界規模のモデル消滅ではなく、米国の商品ラインアップを整理する動きです。

CX-70はなぜ廃止?公式理由と販売台数から背景を整理

CX-70が米国でCX-90へ統合される公式な理由は、商品ラインアップを簡素化し、顧客がより直感的に選べるようにするためです。

販売実績ではCX-70とCX-90に大きな差がありますが、マツダは販売不振を廃止理由とは説明していません。

「結局、売れなかったから消えたのでは」と感じるところですが、公式発表と推測は分けて見る必要があります。

公式理由はラインアップ簡素化と選びやすさの向上

Mazda USAは、CX-70とCX-90を一つの柔軟なラインアップへまとめることで、商品構成をシンプルにすると説明しています。

公式に示されている理由は「売れなかったから」ではなく、CX-90の中で2列と3列を選べる形に整理することです。

CX-70とCX-90はもともと基本構造やボディサイズが非常に近く、CX-70は2列、CX-90は3列という座席構成が大きな違いでした。

外装デザインや装備構成には差があるものの、「同じような大きさなのに、なぜ別の車名なのだろう」と感じた人も少なくありません。

海外のユーザーコミュニティでも、最初からCX-90に2列仕様を設ければよかったという趣旨の反応が見られました。

一方で、CX-70ならではの外装や2列パッケージを評価する声もあり、単純に不要なモデルだったと決めつけるのは適切ではありません。

商品内容の重なりが大きかった2車種を一つの名前へまとめることで、買う側は「CX-90の中で2列か3列か」を選べるようになります。

販売台数はCX-90が約3.6倍だが販売不振が理由とは断定できない

統合の背景を考える材料として見ると、米国での販売規模にははっきりした差があります。

車種 2026年1〜9月の米国販売台数 前年同期比
CX-70 9,686台 21.0%減
CX-90 34,999台 21.7%減

CX-90は同期間にCX-70の約3.6倍を販売しており、販売規模では大きく上回っています。

数字だけを見ると「CX-70が売れなかったから整理された」と結び付けたくなるところです。

ただし、マツダはこの販売台数差をCX-70統合の直接的な理由とは発表していません。

販売台数の差は背景を読み解く材料の一つであり、公式理由とは切り分けて考えるのが正確です。

CX-70もCX-90も前年同期から販売台数を落としているため、単純にCX-70だけの不振を理由にする見方にも注意が必要です。

米国で起きたのは、販売規模の大きいCX-90を軸にしながら、CX-70が担っていた2列仕様をその中へ取り込む商品整理と見るのが分かりやすいです。

CX-70廃止後の2列CX-90は何が変わる?

CX-70が米国ラインアップから外れても、5人乗りの大型SUVという選択肢はCX-90の2列仕様として残ります。

ただし、旧CX-70と同じ幅広さで選べるわけではなく、2列仕様は直6モデルの2グレードに絞られます。

特にPHEVの2列仕様がなくなるため、「5人乗りで電動化モデルを選びたい」という人には大きな変更です。

2列仕様は直6のPremium Sport系2グレードに集約

2027年型CX-90で2列を選べるのは、3.3 Turbo Premium Sportと3.3 Turbo S Premium Sportの2グレードです。

どちらも3.3L直列6気筒ターボと48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルで、i-Activ AWDを採用します。

標準側の3.3 Turbo Premium Sportは280hp、上位の3.3 Turbo S Premium Sportは条件を満たした燃料使用時に最大340hpを発揮します。

「3列はいらないが、直6のCX-90に乗りたい」という人にとっては、選び方がかなり分かりやすくなりました。

同じPremium Sport系では、2列仕様のほうが3列仕様より1200ドル安く設定されています。

グレード 2列 3列 価格差
3.3 Turbo Premium Sport $46,880 $48,080 $1,200
3.3 Turbo S Premium Sport $53,540 $54,740 $1,200

3列目を使わない人なら、同じグレード内で2列を選ぶことで1200ドル抑えられます。

たとえば夫婦と子ども2人で使い、荷室の広さを優先したい家庭なら、最初から2列仕様を選ぶ考え方は自然です。

一方で、2列を選べるのは9グレード中2グレードだけなので、価格や装備の自由度は旧CX-70より狭くなります。

2列PHEVはなくなり旧CX-70より選択肢が狭まる

今回の統合で見落としやすいのが、米国では2列PHEVが設定されなくなることです。

旧CX-70にはPHEVがありましたが、2027年型CX-90のPHEVは3列仕様だけになります。

そのため「3列目はいらない」「PHEVが欲しい」という条件を両立させたい人は、新しいCX-90では同じ選び方ができません。

2027年型CX-90のPHEVは、2.5L自然吸気エンジンとモーター、17.8kWhバッテリーを組み合わせ、システム出力323hp、EV航続は最大27マイルです。

電動化モデルそのものは残りますが、2列とPHEVを組み合わせた仕様だけが消えるという点がポイントです。

旧CX-70のPHEVを候補にしていた人にとっては、車名変更よりこちらのほうが実質的な影響は大きいでしょう。

CX-70からCX-90への統合は単なる名前の整理ではなく、2列モデルのグレード構成も絞り込む変更です。

2027年型CX-90全9グレードの価格と違い

2027年型CX-90は、直6の標準出力モデル、PHEV、高出力のTurbo Sを合わせて9グレードで構成されます。

ベースMSRPは$39,700からで、2列仕様を選べるのはPremium Sport系の2グレードだけです。

グレード名だけでは違いが分かりにくいため、座席数と価格をまとめて見ると整理しやすくなります。

9グレードのパワートレイン・座席・MSRPを比較

グレード パワートレイン 座席構成 MSRP
3.3 Turbo Select 3.3L直6ターボ+48V MHEV・280hp 3列 $39,700
3.3 Turbo Preferred 3.3L直6ターボ+48V MHEV・280hp 3列 $43,850
3.3 Turbo Premium Sport 3.3L直6ターボ+48V MHEV・280hp 2列/3列 2列 $46,880/3列 $48,080
3.3 Turbo Premium Plus 3.3L直6ターボ+48V MHEV・280hp 3列 $50,670
PHEV Preferred 2.5L+モーター・323hp 3列 $50,695
PHEV Premium Sport 2.5L+モーター・323hp 3列 $55,500
PHEV Premium Plus 2.5L+モーター・323hp 3列 $58,700
3.3 Turbo S Premium Sport 3.3L直6ターボ+48V MHEV・最大340hp 2列/3列 2列 $53,540/3列 $54,740
3.3 Turbo S Premium Plus 3.3L直6ターボ+48V MHEV・最大340hp 3列 $57,970

9グレードのうち、直6の280hp仕様が4グレード、PHEVが3グレード、高出力のTurbo Sが2グレードです。

Premium Sport系では2列と3列を選べるため、価格表だけを見ると行数が9を超えているように感じることがあります。

ただし、グレード名称そのものは9種類で、2列と3列は同じグレード内の仕様違いです。

Turbo Sの最大340hpは91オクタン燃料使用時の数値で、87オクタン使用時は319hpです。

数字だけを比較すると高出力に目が向きますが、使用する燃料条件まで含めて確認したほうが実態をつかみやすくなります。

2列CX-90の価格と3列仕様との差を確認

2列仕様の最安値は3.3 Turbo Premium Sportの$46,880です。

もう一つの2列仕様である3.3 Turbo S Premium Sportは$53,540となり、より高出力な直6を選べます。

旧CX-70の近いグレードと比べると、新しい2列CX-90は大幅な値上げというわけではありません。

比較 旧モデル 2027年型2列CX-90 差額
標準直6の近いグレード CX-70 3.3 Turbo Premium $46,780 3.3 Turbo Premium Sport $46,880 +$100
高出力直6の近いグレード CX-70 3.3 Turbo S Premium $53,440 3.3 Turbo S Premium Sport $53,540 +$100

名称や装備体系が変わっているため完全な同一グレード比較ではありませんが、価格差の目安としてはどちらも100ドルです。

一方、2027年型CX-90の最廉価モデルは3列の3.3 Turbo Selectで$39,700となっています。

この$39,700は米国でのベースMSRPで、destination and handlingの$1,645は含まれていません。

アラスカではdestination and handlingが$1,690に設定されています。

日本円に換算した数字を見かけても、それは為替レートを当てはめた参考値にすぎません。

約654万円などの円換算額は日本での正式販売価格ではなく、米国MSRPを単純換算した数字です。

輸送費や税金、日本向け仕様などを反映した価格ではないため、国内価格のように受け取らないほうがよいでしょう。

CX-70廃止とCX-90統合の要点まとめ

CX-70の廃止は米国市場での話で、2027年型からCX-90の2列仕様へ役割が引き継がれます。

カナダでは2027年型CX-70が継続するため、CX-70そのものが世界から消えるわけではありません。

マツダが示した統合の目的はラインアップの簡素化で、販売台数の差だけを見て「販売不振で廃止された」と断定するのは避けたいところです。

米国で2列CX-90を選べるのは3.3 Turbo Premium Sportと3.3 Turbo S Premium Sportの2グレードです。

旧CX-70にあった2列PHEVは2027年型CX-90には設定されないため、5人乗りとPHEVを両立したい人は注意が必要です。

今回の動きを「CX-70の完全消滅」ではなく、米国で2列と3列をCX-90へまとめた車名・商品体系の統合と捉えると全体像が分かりやすくなります。

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