夫婦間の借金 離婚時に返済できなかった。返済してもらうにはいくつかのハードルがあったのだ。

借金 返して お金が逃げる 離婚の失敗談

夫婦間の借金ってありませんか?

そうそう、旦那さんに自分のお金を貸すことってありますよね。

そんな借金って離婚裁判のときはなにも無かったことになっちゃうんです・・・。

 

結論から言うと・・・。

みのこのお小遣いは婚姻期間中に貯めたお金だから夫婦の共通財産って判断されて無かった事になってしまいました。

みのこの主張を認めてもらえなかったんです。

離婚裁判での財産分与って融通が利きません。

夫婦がお小遣いや借金だと理解していようがおかまいなし。

法律で裁かれてしまいます。

本人たちが納得していなくても判決が下ればそれで決定なんです。

裁判ってホントに怖いですよ。

離婚は協議離婚で決着をつけるのが一番。

みのこの体験談をお話します。

なぜ夫婦間で借金があったの?

夫婦間の借金

みのこ夫婦は共働きの会社員でした。

お互いが毎月いくら給与をもらっているのか詳しくは知りません。

初めはお互いに給与を全額家庭に入れる予定でした。

けど、旦那さんは趣味が車にバイク、洋服などとお金がかかるためにある程度自由になるお金が惜しかったのでしょう。

家庭に入れるお金はお互いに定額制として残りは自分のお小遣いにしようと言いだしたのです。

ちょっと戸惑ったのですが当時はまだ結婚したばかりだったのでとりあえずお試し期間のつもりでOKしました。

その後、長女も誕生し忙しくなったみのこはお小遣いなんて使う余裕はありません。

なのでそれなりに貯まってきていました。

そんな時、旦那は相変わらず趣味にお金をかけ貯金なんて無い状態。

それにもかかわらず、

旦那さん
旦那さん

もう一台バイクが欲しい。

限定モデルのバイクが手に入るんだ。

お金が足りないなぁ~。

などと家庭へ入れる金額の値下げを申し込んで来たんです。

 

みのこも悩みました。

みのこ
みのこ

家庭のお金を減らしてしまったらマイホームや子供の教育資金の貯金が出来なくなる・・・。』

けど、このまま旦那さんにお金をやらないと限定モデルのバイクが売れてしまい怒るかも・・・。

超希少ってい言ってたし・・・。

 

 

みのこ
みのこ

そうだ!!

 

そこでひらめいたのがみのこのお小遣いを貸してあげる事でした。

みのこは子供もいるししばらくは使わないお金だろうと考えたのです。

 

ただ、お金を渡してしまうとありがたみがなくまた次から次へお金を使ってしまうと思い貸すこととしました。

もちろん、夫婦間なので利息は0円にしました。

けど、毎月2万円の返済をすると約束したのでした。

 

そして、旦那さんのバイク購入資金として100万円を貸してあげたのでした。

 

借金の返済状況

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バイク購入後、しばらくは毎月2万円ずつきちんと返済してくれました。

10か月ほどたったころ・・・。

 

今度は車のカスタム!

エンジンがどうとか車高調がどうとかで・・・。

またまたお金を貸してって言って来たんです。

 

みのこも貸さなければ良いのについつい貸してしまって・・・。

離婚のための別居時には未返済の借金が180万円もある状態でした。

 

別居後は返済なんてしてくれるわけもなく180万円は宙に浮いた状態だったのです。

 

離婚の話合い

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みのこの場合、別居後は全く離婚の話合いはしていませんでした。

 

お互いに連絡をしないようにしていたのです。

話をするとケンカになり話すのがめんどくさくなっていたのでした。

 

そしてずるずると1年半が経ってしまったのです・・・。

 

そのころ、突然、家庭裁判所から封筒が届いたのです。

そう! 離婚調停の呼出し状。

離婚調停期日通知書が届いたのでした。

 

なにも気持ちの準備をしていなかったみのこは素直になれず。何の話合いもされないままに離婚調停が取り下げられてしまったのでした。

 

離婚調停の失敗談はこちら 突然、離婚調停の呼び出し状が届いたんです。離婚調停の失敗談をお話します。

 

離婚裁判

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離婚調停が取下げられた状態でしばらく経ち・・・。

『このままではいつまで経っても別居した中途半端な状態となる。』

『子供も小学校に入学するし、きちんと話合いをしなくては!!』

 

と考え、弁護士さんへ相談することとしたのでした。

 

弁護士さん
弁護士さん

離婚調停が終わってしまったので、後は裁判離婚しか残っていませんよ。

弁護士さんの一言・・・。

みのこ
みのこ

そうだよね、裁判しかないよね!!

 

みのこは離婚の訴訟を起こすことに決めました。

 

夫婦間の借金はなぜ消えた?

お金が逃げていく

そんなわけで離婚裁判がはじまってしまいました。

 

そして、離婚裁判で財産分与の金額を決めることになったのです。

夫婦で共有財産を報告します。

 みのこ夫婦の場合

  • 貯金通帳の写し(婚姻日から別居日までの履歴)
  • 旦那さんの生命保険

 

そこに、夫婦間の借金についても報告しました。

 

夫婦の共有財産

共有財産

夫婦間での借金は基本的には認てもらえないようです。

けど、その貸したお金がみのこの固有の財産であると証明できれば認めて貰えます。

借用書が無い

その時はまだ離婚するなんて考えていなかったので、口約束でお金を貸していたのです。

旦那さんだしきちんと返済してもらえる!なんて軽く考えていました。

それに、初めはきちんと返済してもらえていたし、賞与などの余裕があるときはいつもより多く返済してもらっていたので・・・。

なので、借用書なんてありませんでした。

あまかったです・・・。

 

借用書が無いのでみのこの言っている金額自体が曖昧なものになってしまうんです。

言いかえれば、みのこが勝手に金額を増額してもわからないってことです。

もっと悪く言うとそもそも借金自体がみのこの嘘ってことも考えられてしまいます。

 

借用書

貸したお金が結婚後のお小遣いから貸していた。

何回かお話しているように、婚姻期間中に貯めたお金は夫婦の共有財産になってしまうのです。

なので、夫婦間では各自のお小遣いと認識しているお金でも夫婦の共有財産なんです・・・。

 

こ れが、結婚前に貯めていた預金通帳から引出したお金とかだったらみのこの固有財産だと主張できたみたいです。

けど、今回のこの貸したお金は結婚後のお小遣いから貸していたのです。

なので、共有財産になってしまうようです。

 

そうです、気が付いた人もいますか?

結婚後のお小遣いって夫婦の共有財産になるんです。

なので、せっかくコツコツと貯めたお金も離婚の財産分与で半分が旦那さんの物になってしまうんです。

 

結婚したら、お小遣いは銀行へ貯金してると損しちゃいますよ。

旦那さんに分からない方法で貯めるしかないんですね。

 

それでも貯金したいのなら、結婚後に新たに作った口座で管理しましょう。

結婚前に貯めたお金と結婚後に貯めたお金をはっきりとわかるようにしておく事をおススメします。

そしたら、結婚前に貯めたお金は半分にならなくてすみますよ。

 

お小遣いの話はこちらの記事をどうぞ 財産分与の恐ろしさ。 お小遣い 自分名義の口座に貯金しちゃだめ!!

 

そんなこんなで、夫婦間の借金は無かった事になってしまいました。

 

まとめ

まとめ

夫婦とはいえお金の貸し借りはしない事をおススメします。

今回のみのこのようになってしまうこともありますよ。

 

そうならなくても、返済が滞ってくるとケンカの原因にだってなりかねません。

 

旦那さんの趣味のように我慢できるものだったら自分のお金が貯まるまで我慢してもろうのが良いのでは?

どうしても!というのなら、一度ローンを組んで見るのも良いのではないでしょうか?

 

手数料は掛かってしまいますが、返済の厳しさを学べるのではないでしょうか?

もちろん、初めは少額のローンにして下さいね。

そして、ローンの返済が終わらないうちにまた新たなローンを組むのも辞めましょう。

 

どうしても夫婦間で借金をしなくてはいけなくなった場合はしっかりと借用書を作成してください。

口約束ではお金は返ってきません。

 

それと、結婚前に貯めた口座から引出すことをおススメします。

自分のお金がどんどん旦那さんのお金になってしまう・・・。

 

まじめにお金を貯めている人ばかり損をする。

  • 無いものはない
  • 使ったもの勝ち

 

いくら主張しても法律ではそうなっているので言く耳を持ってくれません。

日本の法律はもう時代にあっていません。

裁判官の弁護士さんも心の中ではそう思っているはず・・・。

 

けれど、裁判は過去に同じような判例が無い限り認めようとしないのです。

そうです、例外をきらいます。

裁判官だって評価されます。変わったことをして飛ばされてしまうのを恐れているのです。

 

だから、離婚裁判になってはいけないのです。

みのこの意見なんて何一つ聞いてもらえません。

だから、法律が関係なく夫婦で話をできる協議離婚で決着をつけなくてはいけないのです。

 

 

みのこの悪あがき

うしても借金が諦められなかったみのこはいろいろ考えました。

少しでもいいから回収したい・・・。

 

みのこ
みのこ

そうだ!!

あの借金は車のメンテやバイクの購入に使用したお金。まだ、手元に残っている車やバイクがあるはず!

 

別居前に旦那さんが持っていた車やバイクの車種を覚えているもの全部について現在の価値を提示するように申し出ました。

そうです、婚姻期間中に購入した車やバイクなどといった価値の高いものは現在の市場価格を査定し財産分与の対象とすることが出来るのです。

 

処分してしまっていても、処分時の金額で計算されるようです。

旦那さんは別居時に車を2台、バイクを3台所有していたのでその分を共有財産だと主張したのです。

 

初めはとぼけていましたが弁護士さんに促されたようで金額を提示してきました。

車などはいろいろと改造していたので逆に値段がつかなかったのでが、バイクなどは古くても結構いい値段が付きます。

 

5台分で200万円弱ほどになりました。

その半分がみのこの財産として認めてもらえました。

 

借金の残高は180万円だったので結局は80万円は損をしてしまいました。

けど、100万円でも回収できたので少しは気が晴れました。

 

日本の法律は弱いものを守ってくれません。

お金を借りて返さない。

払わなくてはいけにお金を払わない。

 

それでも、日本の法律は無いものは払えないですんでしまうのです。

 

だから・・・。

自分のお金は自分で守らなくてはいけないのです。

とても勉強になりました。

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